① 運営団体:特定非営利活動(NPO)法人 青少年自立援助センター(通称YSC)
⇒東京都福生市に本部を置き、1977年より社会的に弱い立場にある若者の支援をしています。板橋、足立、八王子にそれぞれ支所があり、行政機関の事業を委託するなどして地域の福祉を向上させる働きかけを行っています。
② 当事業の根拠となる法律(根拠法):生活困窮者自立支援法(平成27年4月1日施行)
⇒経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することが出来なくなる恐れのある方に対して、個々の状況に応じた支援を行い、自立の促進を図ることを目的とした法律です。これを受けて板橋区は学習支援事業をYSCに委託することを決定し、子どもの学習・生活支援事業として正式に「まなぶーす」が設立されました。
◇支援対象・カリキュラム例◇
小学6年生:小学校の学び直し、中1ギャップ解消のための英語・数学の入門
中学1・2年生:学習習慣の定着、学習意欲及び基礎学力の向上
中学3年生:高校進学に向けた学習支援
進級や卒業に支援が必要な高校生:レポート作成、課題のサポート
高校中退や高校未進学者で概ね18歳までの方:編入に向けた学習支援
家庭・学習環境、本人が抱える課題等、様々な理由から授業についていけない・クラスに馴染めない・不登校、自学自習が難しい等の小学校6年生から高校進学を目指す中学生と、進級や卒業に支援が必要な高校生と高校に再入学を希望する概ね18歳までの方を対象に、一人ひとりの学力や状況に応じた学習のサポートを行います。YSCに所属するこども支援員と大学生や社会人のボランティアが学習を全面的にサポートします。
◇支援対象・内容◇
小学生からおおむね18歳までの子どもが対象です。
ご家庭の希望を基に、宿題等の学習のサポートからトランプや折り紙などの遊びができる場を提供し、家でも学校でもない第3の居場所となるよう支援します。安心して学校や友だちのこと、進路や将来のことを相談できる場です。
又、食事づくり(月1回)や学び・体験合宿など、様々な体験活動を行っています。家族以外の他者と関わる機会を増やす事でコミュニケーションの練習にもなりますので、ぜひご活用ください。
◇支援内容◇
利用説明や事情により来所が難しい場合の初回相談、登録後利用が滞っている子どもに対し、ご希望に応じて自宅等に訪問支援を実施します。又、進路相談や保護者からの学習面や生活面における相談支援も随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください。